名古屋市名東区 司法書士小林由夏事務所 相続 贈与 抵当権抹消 成年後見 会社設立 役員変更

我が家の長男

うちの長男には知的障害があります。
小さい頃は本当にかわいくて、いつもニコニコしている穏やかな子でしたが、
歩き始めるのが遅く、言葉もなかなか出てきませんでした。

私が育った環境の中で、知的障害を持った方との接点がなかったので、
「発達の遅れ」とか「知的障害」とかが良く理解できていなかったし、
自分の子どもに「発達の遅れ」があると指摘されても、
親の努力でいつか「普通の子になる」という期待を持っていました。

児童相談所から、「言葉の教室」と紹介されて行った名古屋市の障害児母子通園施設で
「障害は病気じゃないから、いつか治るという考えは捨てて下さい」と言われてショックを受け、
帰り道、途中の池にさしかかったあたりで、
このまま車ごと池に飛び込んで、息子と2人で死んでしまおうと思いました。

効果的な飛び込み位置をなんとなく探しながら、池の周りを走っている間に

「自分が死ぬまでの間に 子どもの苦しむ顔は見たくないな」
          ↓
「じゃあ、自分だけ、一人で死んじゃおうかな」
          ↓
「後に残った子どもはかわいそうだな」
          ↓
「結局は、いつか私が先に死ぬんだ」
          ↓
「じゃあ、それまで、一緒に生きようかな」

なんて、つらつら考えて、池に飛び込まずに家に帰りました・・・・・
で、現在に至っています。

本当に愛らしかった息子も成長し、体もでっかくなって、多少生意気にもなり、
腹が立つこともありますし、
どんどん手が離れてゆく長女を見ていると、
一生、息子からは子離れ出来ない閉塞感で、息が詰まりそうになることもありますが、
(池の手前で、私が死ぬまで一緒に生きてゆこうと思ったのに、いけませんけどね。)
息子から教えられたことも数多くあり、息子なしで今の私はないとつくづく実感しています。