2012年8月
最後の夏休み
息子は高校3年生。
「働き出したら、もう夏休みはないから」 とか言って
「最後の夏休み 」 を やたら強調します
最近は 一人で
身障者スポーツセンターのプールにも行くし
簡単な買い物はしてくれるし
私の荷物も持ってくれるし
なかなか おりこうなので
息子の 『最後の夏休み満喫計画 』 に協力して 今日はランチに行きました。
↑ 一人で行動している時、おそらく 周りの皆さんに いろいろな形で 助けていただいていると思います。
息子を見守ってくださる周囲の方々に 本当に感謝しています。
(息子のことで何か気になることがありましたら母までご連絡ください。
悪いことしとったら、怒ったってください。)
息子は できれば 大好きな TDL に行きたいらしいのですが・・・
それは なかなか難しいよ
連合運動会
今年も 『名古屋市立小中学校特別支援学級・特別支援学校 連合運動会』 が 開催されました。
昨年までは 秋に 瑞穂競技場で行われていましたが、今年から 夏に南区の ガイシホール で開催となりました。
息子も 今年 高校3年生
毎年の恒例行事の この連合運動会も 今年で最後です。
↑ 上の写真は 「世界で一つだけの花」 の マスゲーム
大きな輪ができて、きれいでした。
息子は 自分のことをどう思っているのかわかりません。
私は障害児を生んだことで、息子に申し訳ない思いをしたり、健常な子を生めなかった自分に傷ついたり、いろいろな思いを経てここに至っていますが、でも、いま、自分の子どもが彼で良かったと思います。
「世界で一つだけの花」 の歌詞では ありませんが、息子は 私にとって 唯一無二のかけがえのない存在です。
息子の発達が遅く、それが知的障害だとわかった時、 「周りは皆、普通の子どもなのに、どうして、私の子どもだけが障害児なの」 と泣いた過去もありますが、
今、楽しそう(?)に 友達と踊っている息子を見ながら、「私のところに生まれてきてくれてありがとう」 って 思っちゃいました。
「かわいそうな子」と息子を抱え込まず、息子の権利と意思を尊重しながら、息子を社会に送り出さないといけないなぁと改めて感じた最後の夏休みです。