名古屋市名東区 司法書士小林由夏事務所 相続 贈与 抵当権抹消 成年後見 会社設立 役員変更

2010年5月

けしごむ

2010.05.28 日常のはなし



育成会の「心のとも運動」で、毎年ごそっと買っていた消しゴム。

なんと、今年注文したら、いつもの消しゴムと違っていたので、

ダイレクトで購入しようと、調べてみたら・・・・
 
消しゴムメーカーとしては、老舗の田口ゴム工業株式会社という会社が、

製造していたが、最近、製造をやめたらしい?

軽い使い心地の 消しカスがワサワサと出る印象の消しゴムで、

司法書士受験の頃から、ペンケースにはいつも入っているお気に入りだったのに・・・

残念。

雨続き

2010.05.26 日常のはなし

梅雨に入ったのかと思うくらい、お天気が悪いです。

十数年前の 冷夏の後の「米不足」を思い出します。

今年は、大丈夫だろうか。

リーガルサポート定時総会

2010.05.23 成年後見

昨日は、社団法人成年後見センター・リーガルサポートの
定時総会でした。

総会前研修として、
NPO法人東濃成年後見センターの理事長渡辺哲雄氏の
基調講演、「放置国家と成年後見」がありました。

渡辺哲雄氏の講演資料として、
「成年後見物語」という題の事例を基に作られた物語6つが
配布されました。

その物語の中に、
知的障がい者である息子のわずかな給料を飲み代に使ってしまう父親の
ケースがありました。

こういう話を読むと、やはり、他人事とは思えず、
ふっと、むすこの顔が浮かび、なんともいえない気持ちになります。

それから、
地域で自立して生活してゆく為に、また、親亡き後の為に、
30歳ごろまでには、親と離れて生活するのが望ましいと聞きますが、
むすこを手放すのが、かわいそうで、心配で、私に、本当にできるのかしらとか、
安心してむすこを託せるところはあるのかしらとか、
たいてい、いつも気になっていることに思考が行き着きます。

私は、まだまだむすこを抱え込んでいたい気持ちが抜けないことを実感します。

あと、10数年すると、自分の事が精一杯な年齢になって、
気持ちもかわってくるのでしょうか?

今から、そのときのための準備をしてゆかなければいけないのでしょうね。

いろんなことを考えた研修会でした。

その後の定時総会は、会計として、会計報告をさせていただきました。
無事、決算承認をいただき、ほっとするとともに、
執行部としての責任の重さを痛感いたしました。

ともだち

むすこが、3歳ごろから、大切にしているロボットのゴリラです。

たいてい、むすこのベッドに寝ています。

むすこの気が向くと、旅行にも連れて行ってもらえます。

一体、何個製造されたかわかりませんが、これだけ長い間、ともだちでいられて、

彼は、このゴリラの仲間の中で、一番幸せなヤツだと思います。

で、私は彼を「日本一幸せなゴリラ」と呼んでいます。


ただ、扱いが 結構激しいので、彼自身は、「もう疲れた」と思っているかもしれません。

通学

4月から、むすこが、養護学校の高等部に通いだしました。

公共交通機関を利用して、通学します。

当初は、登校と下校のすべてに付き添わなければ心配な時期があり、

どうなることかと思っていましたが、

何とか、帰りは一人で、帰って来られることがわかりました。


ずいぶん昔、

例えば、知的障がいでIQが50の場合、

すべての面で、IQ100の子どもの5割しかできないのではなく、

知的障がいの子は、できることとできないことの差がデコボコと大きい。

(例えば、8割できることもあれば、2割しかできないこともある。)

と教えてもらったことがありましたが、

最近のむすこを見ていると、つくづく、その事を実感します。


字を書かせれば、ひらがなとカタカナが混在し、小学校1年生で学習する程度の

漢字が、たまに、混じるくらいの文章を書きますし、

計算も、せいぜい1桁の足し算がいいところ。

2桁になり、繰り上がりがあると、もう、わからないようです。

ところが、お金の計算になると、3桁までできてしまったり、

バスに書いてある行き先が読めたり・・・

最近の彼の生活力に驚かされています。


今まで、私は、他の知的障がいの方の多方面での頑張りを見つつも、

むすこに限っていえば、

むすこは私がいなければ何もできない。

彼は、常に誰かに守られる立場でしか生きられない。

と、心の片隅でひっそり思っていたのですが、

最近、もしかしたら、むすこも、そうばかりでもないかの知れない。

と、ちらっと思ったりします。

もしかしたら、チャンスがあれば、誰かの役に立てることもあるのかもしれません。