名古屋市名東区 司法書士小林由夏事務所 相続 贈与 抵当権抹消 成年後見 会社設立 役員変更

架空請求

2008.05.24 債務整理

知り合いから、身に覚えのない書類が送られてきた、
無視してもいいかと相談を受けました。

ちょっと画面が見にくいですが、架空請求です。
具体的に何を請求しているのか、分からないのですが、
訴訟が提起されたことを通知し、最後に、詳しい詳細は電話して聞くように書いてあります。
ここで、間違って電話をすると何かを請求されることになるんだと思います。
                       ってゆうか、お金を請求されるんでしょうね・・・

































通常、身に覚えのない架空請求のポイントは裁判所からの通知であるかです。
裁判所からの通知でなければ無視しても大丈夫です。

裁判所からの呼び出し状などは、「特別送達」という特別な郵便により
送付されることになっています。
(今回のケースでは自宅の郵便受けに投げ込まれていたそうです。)

気をつけていただきたいのは裁判所からの通知であるかどうか確認する為に、
書類に記載された連絡先に絶対に連絡しないということです。


万が一、本当の裁判所から書類が届いた場合には、身に覚えがなくても、
放置してはいけません。
何も対応しなかった場合には、不利益を受けるおそれがあるからです。

このような通知が来て、判断に迷われたら、司法書士、弁護士、最寄の消費生活センターなどにご相談ください。


法務省民事局 督促手続・少額訴訟手続を悪用した架空請求にご注意ください